アトピー性皮膚炎で悩んでいる人が避けるべき事をいくつか挙げて、詳細に説明します。これらのことを守ることで症状の悪化を防ぎ、改善に向かう可能性が高まります。
1. 過度な入浴や熱いお湯でのシャワー
石鹸は肌に優しいものを選びましょう。刺激が強い石鹸はアトピー性皮膚炎を悪化させてしまう可能性があります。入浴後は水分が蒸発し皮膚が乾燥しやすいので、すぐに保湿剤を塗布してください。
2. 皮膚を掻くこと
痒みが強くなると掻いてしまう人がいます。掻くことで皮膚に傷がつき、バリアが破壊されて炎症が広がる可能性があります。また、掻き壊すと傷口から細菌に感染してしまう場合もありますから、かゆくても皮膚を掻く事は避ける方が良いでしょう。
痒いときはどうしたらよいか?
痒みが強いときは冷やすか、医師に相談して痒みを抑える薬を処方してもらうのが良いでしょう。また、爪を短く切っておくことも有効です。
3. 刺激の強い洗剤や柔軟剤の使用は避ける
洗剤や柔軟剤に含まれる化学物質や香料は、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させることがあります。特に肌に直接触れる下着には注意が必要です。
無香料・無着色、そしてアレルギー対策がなされた洗剤や柔軟剤を選びましょう。また、衣類はよくすすぎ、洗剤の残留を避けるように心がけてください。
4. 合成繊維やウール製品の着用は避ける
化学繊維やウールは肌を刺激し、痒みや炎症を引き起こす可能性があります。特に汗をかいた時に摩擦が加わると、症状が悪化することがよくあります。
綿や麻などの天然素材で、肌に優しい衣類を選ぶように心がけましょう。汗を吸収しやすく、通気性が良いものを選ぶと、肌への負担が軽減されます。
5. ストレスをため込む
ストレスはアトピー性皮膚炎を悪化させる大きな要因の一つです。ストレスによって免疫システムが乱れ、皮膚の炎症がひどくなることがあります。
ストレス解消にはリラクゼーションの時間を設けることが重要です。趣味やリラックスできる活動に時間を使うことはストレス軽減に効果的です。
自然と触れ合うこともストレスを解消することにつながると思います。山や川などに行って、自然と触れ合いリラックスするとアトピーの改善につながるでしょう。さらに気の合う友人とおしゃべりを楽しむこともストレス解消に良いと思います。
6. 適切な保湿を怠る
乾燥はアトピー性皮膚炎の症状を悪化させる大きな要因です。皮膚が乾燥するとバリア機能がさらに弱まり、外部からの刺激に敏感になります。毎日、適切な保湿剤を使用して肌をしっかり保湿することが重要です。特に入浴後はすぐに保湿剤を塗布して、肌の水分を閉じ込めることが大切です。
7. 刺激の強い食品の摂取
食品の中にはアトピー性皮膚炎を悪化させるアレルゲンが含まれていることがあります。特に加工食品や添加物が多いもの、甘いものは炎症を引き起こす可能性があります。
可能な限り自然な食品を選び、バランスの取れた食事を心がけましょう。また、食物アレルギーが疑われる場合は、医師と相談しアレルギー検査を受け、アトピー性皮膚炎の原因となる食品を避けることが重要です。
8. 過度な運動や汗のかきすぎ
運動後の汗が肌に残ると、痒みが増し、掻き壊してしまう原因となります。特に汗が乾くと皮膚が乾燥し、炎症が悪化することがあります。 運動後は速やかにシャワーを浴びて汗を洗い流し、肌を清潔に保ちましょう。また、運動中は通気性の良い衣服を着ると良いです。
9.睡眠不足
睡眠不足は自律神経のバランスを崩してしまい、アトピーを悪化させる可能性がありますので、十分な睡眠をとり身体を休養する事が必要です。
これらを心がけることで、アトピー性皮膚炎の悪化を防ぎ、症状を緩和することができます。
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