
顔面神経麻痺は、突然発症することが多い神経疾患で、特に片側の顔面に筋力の低下や麻痺を引き起こします。この症状は顔面神経すなわち第七脳神経の機能不全によって生じます。しかし、その原因は多岐にわたり、個々の患者によって異なることがあります。
ウイルス感染
ヘルペスウイルスや、水痘・帯状疱疹ウイルスなどの感染が、顔面神経の炎症を引き起こし、麻痺を誘発することがあります。これらのウイルスは、神経組織に損傷を与える可能性があります。
ベル麻痺
顔面神経麻痺の中で最も多い疾患は「ベル麻痺」と呼ばれるもので、単純ヘルペスウイルスが原因である事が近年わかってきましたが、ベル麻痺の正確なメカニズムは未だに完全には解明されていない部分があると言われています。
ハント症候群
水痘・帯状疱疹ウイルスなどの感染が原因であると言われています。症状はベル麻痺より重篤な場合が多く、自然治癒率は29%と低く、病院で治療を受けても後遺症が残り当治療院に来院する方が多いです。この場合東洋医学のツボだけでは改善がみられないので、当院の院長が考案した画期的な鍼治療で症状が改善する可能が極めて高いです。
耳の疾患
真珠腫性中耳炎など、耳の疾患も顔面神経麻痺を発症するリスクを増加させます。顔面神経は耳の近くを通過するため耳の疾患は顔面神経に影響を及ぼすことがあります。
腫瘍
脳や顔面神経の通路に位置する腫瘍が、圧迫や神経の損傷を引き起こし、顔面麻痺を誘発することもあります。
外傷
顔面や頭部への直接的な外傷も、顔面神経麻痺の一因となり得ます。外傷によって神経が圧迫されたり断裂したりすることがあり顔面神経麻痺を引き起こします
糖尿病
糖尿病は免疫力を低下させてしまうのでウイルスに対して抵抗力が弱くなり顔面神経麻痺のリスクを高める可能性があります。
当治療院に来院される顔面神経麻痺のお客様は糖尿病に罹患している方が多いです。
多発性硬化症
多発性硬化症などの神経系の慢性疾患も、神経の機能不全を引き起こし、結果として顔面麻痺を生じさせることがあります。
まとめ
顔面神経麻痺の原因を特定することは、適切な治療を行う上で重要です。症状が現れた場合には、迅速に医療機関を受診し、適切な診断と治療が行われることが肝要です。医師は、患者の症状や病歴、および可能性のあるリスク要因を評価し、さらに必要に応じて画像検査や血液検査を行うことにより、原因を突き止めます。適切な診断に基づき、薬物療法、理学療法、場合によっては外科手術などの治療が行われます。
鍼灸治療は顔面神経麻痺の症状にとても効果が高い治療です。麻痺が重篤で西洋医学ではなかなか症状に変化がなかった多くの方が当治療院の鍼灸治療で改善しておりますので、お悩みの方はぜひご相談ください。
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