自律神経失調症で長い間悩んでいると、何を食べたら良いか、何を食べない方が良いか知りたくなりますね。また、自分に合わない食事をとっていれば、治療を受けていても症状が改善されない、治療効果が現れない場合がございます。今回は自律神経失調症の方が食べない方がよい食材について、タイプ別にご紹介します。
うつ熱タイプ
症状
- 口の渇わき
- 体が暑かったり顔がほてる
- イライラ
- 不眠
- 不安感がある
- 頭痛がする
上記の症状がある方は、体にうつ熱がこもっている可能性があります。
すなわち過剰な熱が体にある事を意味するのです。体にうつ熱がこもると、不安やイライラ、不眠、頭痛などの症状が現れやすくなります。
実際そのような症状を訴えて来院されるお客様の多くは舌が赤くなっています。中国医学では舌で体の体質を診断する方法があります。舌が赤い場合、体にうつ熱がこもっていると診断します。
鍼灸ではうつ熱を改善するツボに針を打ち症状を緩和させることができます。
普段の食事で、気をつけなければいけない事は唐辛子やニンニクのような体を温める食材をできるだけ控えるようにすることです。唐辛子やニンニクを頻繁に食べ続けていると体のうつ熱が助長され、イライラや不眠、不安、頭痛などの症状が悪化する可能性があるからです。
それから酒も体のうつ熱を助長しますので飲酒は避けたほうがよいと思います。
自律神経失調症の鍼灸治療を受けたとしても上記のような食べ物を頻繁に食べることによって治療効果が現れにくい場合がありますので注意しましょう。
控えるべき食材
- 唐辛子
- ニンニク
身体が冷えるタイプ
症状
- 足腰が冷えて腰痛や膝痛に悩まされている
- 体が冷えると夜の眠りが浅くなり何度も目が覚めてしまう。
- 手が冷えて朝指がこわばったり、冬になると指先にしもやけができたりする
- 冷え性で体がだるく、何もする気になれない。
上記の症状でお悩みの方は冷え症を改善すると様々な自律神経失調症の症状が改善される可能性が高いです。
体が冷えていて自律神経失調症の症状でお悩みの方の鍼灸治療は体を温める治療を行います。
例えば腰やお腹に温灸をしたり、冷え性にとても効果的な三陰交のツボに鍼灸治療をしてをして、体を温め自律神経失調症の改善を図ります。
冷え性タイプの人は、普段の食事は体を温める唐辛子やニンニク生姜などを食べて身体を温めるようにしましょう。さらに体を冷やす食物を摂取する事は控えるようにしましょう。
例えばアイスクリームやアイスコーヒーなどの冷たい飲み物や、スイカ、きゅうりや大根なす、トマト、白菜などの体を冷やす食材などを食べる事は控えるようにしましょう。
また冷蔵庫等で保管してあった料理などは必ず温めて食べるように心がけましょう。
鍼灸治療と食生活を変えることによって冷え性の体質は改善され自律神経失調症の症状も良くなっていきます。
さらに体温が低いと、免疫力が低下して感染症になったりガンに罹患しやすくなると言われています。身体の冷えを改善し、丈夫な身体になりましょう。
控えるべき食材
- アイスクリーム
- アイスコーヒー
- スイカ、きゅうり
- 大根なす
- トマト
- 白菜
胃腸が弱く胃腸の不調を訴えるタイプ
唐辛子のように辛いものは胃腸に刺激を与えてしまいますので胃腸が弱い人は食べることを控えるようにしましょう。
また油分を多く含んだ料理、例えば唐揚げや天ぷら、ポテトチップス等は胃腸に負担をかける可能性がありますので、できるだけ食べるのは控えるようにしましょう。
控えるべき食材
- 唐辛子のように辛いも
- 唐揚げ
- 天ぷら
まとめ
このように体質改善には、食事のタイプ別食材の摂取を心がける事が大切です。
どんなに治療を行なっても、食事を改善しないと治療効果が現れにくくなるでしょう!
当院では鍼灸治療と食事の改善で自律神経失調症が改善し、健やかな生活が送れるように皆様をサポートしていきます。
貴方も自律神経失調症で悩んでいて、早めに改善したいと思っているなら、当鍼灸院の鍼灸治療を一度受けてみてください。
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