うつ病やパニック障害
自律神経失調症を放置すると、症状がだんだん悪化して、うつ病やパニック障害などを引き起こすと言われています。
免疫のバランスも崩れてしまう
また免疫を研究されていた、安保徹先生によりますと、自律神経と免疫システムは、密接な関係があり、自律神経のバランスが崩れてしまうと、免疫のバランスも崩れてしまうそうです。
自己免疫疾患になりやすくなる
ストレスが長期にわたって続き、交感神経が優位になった場合、白血球の一部である顆粒球(好酸球、好中球、好塩基球)の数が増加することが確認されています
顆粒球が増加すると体にどのような反応が出るのか?
顆粒球はサイトカインを作り出します。サイトカインの1種である炎症性サイトカインが体の中に多く放出されると自分自身の細胞まで傷つけて炎症を引き起こしやすくなります。いわゆる自己免疫疾患(関節リウマチや、血管炎、全身性エリトマトーデス等)になりやすくなります。
また心筋梗塞や脳梗塞などの原因になったりするとも言われています。
免疫力の低下
さらに過剰な顆粒球の増加はリンパ球の働きを抑えてしまうと言われていますので、免疫力も低下し感染症になりやすくなったりします。
免疫が低下すると、風邪が治癒するにも、かなり時間がかかる状態になります。
ですので、自律神経失調症に罹患した場合は、症状を放置せずできるだけ早く治療を開始することをお勧めします。
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