アトピー性皮膚炎で悩んでいる方は舌が赤くなっている場合が多いです。この場合中国医学では、体の中に過剰な熱がこもっていることを意味します。過剰な熱は体に炎症を起こしやすくしてしまいます。アトピー性皮膚炎でお悩みの方の体質はこのような状況になっている方が多いです。ですから日頃飲食するものやサプリメントや漢方薬は、体を温めるものは控えるようにしたほうが良いと思います。
① 飲酒を控える
お酒は体を温める作用がありますので、身体の鬱熱を助長しますから、お酒を飲み続けるとアトピーが悪化する可能性がありますので飲酒は控えるようにしましょう。
当治療院に以前アトピー性皮膚炎でお悩みのお客様がいらっしゃいました。全身に発赤があり、痒くて夜眠れないとの事でした。問診をすると、毎日お酒を飲まれているとの事でした。やはり舌も真っ赤でした。アトピー性皮膚炎の治療はお酒を止めないと鍼灸の治療効果が現れにくいのでお酒をやめるようにお願いしましたが、お客様はお酒をやめる事ができないとのことでした。
その結果、数回鍼灸治療を施術しましたが、アトピーの症状の改善が見られませんでした。お酒を飲まない人であれば数回でアトピーの症状は軽減される場合が多いですので、アトピーの治療には飲酒を止める事はとても重要なことであると実感いたしました。
② 唐辛子が入った食品をできるだけ食べないようにしましょう。
唐辛子も体の熱を助長する作用のある食べ物です。アトピーの症状を改善するために唐辛子が入った食品は控えるようにしましょう。
唐辛子の中にはカプサイシンが含まれています。カプサイシンが含まれているサプリメントは脂肪を燃焼させる作用があるためにダイエットサプリメントとして広く販売されています。そしてカプサイシンは血流を良くし、冷えを改善します。高血圧の予防やコレステロール値を下げる作用があります。少量であれば食欲を増す作用もありますし、便秘を改善する作用などが期待できます。
しかし前述しましたようにカプサイシンも体を温める作用がありますのでカプサイシンが入ったサプリメントを長期に服用するとアトピーは悪化する可能性がありますので、サプリメントを服用するのは注意をしましょう
③ ニンニクを多めに取らないことと、ニンニクが入ったサプリメントは漫然と長期に飲まないようにしましょう。
ニンニクは血流を良くして体を温め免疫力アップや血液をサラサラにする作用があります。そして疲労回復などに良いサプリメントです。しかしニンニクは体を温める作用がありますので、冷え性の人にはニンニクのサプリメントはとても効果的ですが、アトピー性皮膚炎で炎症を起こしやすい人が漫然と長期に服用すると体のうつ熱を助長しますので、アトピーの症状が悪化する場合がありますし、鍼灸治療の効果が低下しますので、サプリメントを服用する際、体を温めるサプリメントなのか冷やすサプリメントなのかよく確認してから服用するようにしましょう。
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